第6回ばりかた勉強会のお知らせ

第6回ばりかた勉強会を、下記の通り開催いたします。

日 時:2008/05/31(土)13:00〜17:00
テーマ:「コンピュータフォレンジックとは?」
    「裁判を意識したフォレンジック手続きのあり方 〜基礎編〜」
講 師:杉山 一郎(Ichiro Sugiyama)さん
    たるたるさん
場 所:福岡市立中央市民センター視聴覚室
    地下鉄「赤坂」駅より徒歩5分
地 図:http://www.fukuokashi-town.com/review/fo016029
会 費:1000円


[お申し込み方法]
本勉強会へ参加をご希望の方は、ばりかた事務局(event-admin [at] barikata.jp)宛に以下をご送付ください。
折り返し、受付番号を記載した受領メッセージをお送りいたします。

メール宛先: event-admin [at] barikata.jp
メール件名: 第6回ばりかた勉強会参加申し込み
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<本文> お名前: メールアドレス(携帯アドレス不可): 懇親会:参加 / 不参加 質問内容(もしあれば):
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(注) 懇親会費用は4500円程度となる予定です。 懇親会参加の直前キャンセル、または、連絡の無いまま欠席された場合、 キャンセル料をご請求させていただく可能性がございます。ご了承ください。 学生の方は、学生である旨を記載した上で、 別途お問い合わせください。

みなさまのご参加をお待ちしております。


[講師紹介]

・杉山 一郎(Ichiro Sugiyama)さん
福岡にてデータリカバリフォレンジック関連の業務を行う。
最近は、フォレンジックリカバリに利用される「X-WaysForensics」「WinHEX」の
日本語ローカライズフォレンジックレーニング等を行っている。
UCE取得

・たるたるさん
福岡市内のIT関連企業で情報セキュリティを担当。
過去に若干のフォレンジック実績があり、現在はその経験を
活かして、主に情報セキュリティ監査業務を中心に活動中。
昨年のばりかた勉強会に参加して感銘を受け、今回、
少しでもお役に立てればと講師を担当する。


[Contents]

タイトル:「コンピュータフォレンジックとは?」
講師:杉山 一郎(Ichiro Sugiyama)さん
内容:
不正や犯罪などに関連したPCを調べ、不正の証跡などを追うことができるフォレンジック技術。
不正アクセスを受けた時、セキュリティが破られた時、電子データを裁判に証拠として提出する時など
フォレンジック技術が使用されるシチューエーションや調査手法などを簡単に紹介します。
また、フォレンジックが抱える課題などにも触れて行きたいと思います

タイトル:「裁判を意識したフォレンジック手続きのあり方 〜基礎編〜」
講師:たるたるさん
内容:
コンピュータフォレンジックというと、
「悪いことに使われたコンピュータを分析する」というイメージが強いためか、
自分には関係のない、どこか遠い世界の出来事のように捉えてしまいがちです。

それでは次のようなケースではどうでしょうか。
・社内サーバに不正アクセス被害の可能性が浮上し、ログの分析を担当することになった。
・社員のパソコンからインターネット上へ機密情報が流出し、社内調査チームが発足。
 社内でコンピュータに詳しいあなたが、調査チームのリーダーに選出された。
・「あなたの会社の従業員から、迷惑なメールを送信されている」との一般人からの苦情が届いた。
 メールサーバを管理するあなたのもとへ、調査依頼が舞い込んだ。

上記のいずれもが、既にフォレンジックの世界へ入り込んでいます。
さらに言えば、刑事や民事の裁判にまで巻き込まれる可能性をも秘めています。
どのような形であれ、フォレンジックを担当する以上は、法的に問題の生じにくい、
最善の手続きを行う必要があります。

今回は、フォレンジックにおける基本的な法律知識や手続き、また作業時の留意点などに
ついて、初心者の方にもわかりやすくご説明します。